AFPは失効したら復活できる?再認定の3つの方法と選び方

AFPは失効したら復活できる?再認定の3つの方法と選び方

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AFPを更新できずに失効しても、再認定を受けて資格を復活させることができます。

ただし、AFPには更新期限から2か月の「不備解消期間」があります。この期間を過ぎていなければ、まだ通常の手続きで更新できます。

不備解消期間を過ぎるとAFP資格はいよいよ失効し、AFP会員から一般会員に移行します。

この状態にある方を、AFP会員へ戻りやすくしたのが「再認定」の制度です。

一定の条件を満たして再認定を受ければ、再びAFPを名乗れるようになります。

ただし、失効したCFPの課目合格歴はリセットされ、再認定を受けても復活しません

その上でAFP資格を復活させたい方は、再認定の手続きを行う価値があります。

復活できるのはわかったよ

でもまたFP2級とかからやり直すのはちょっとイヤだなあ

方法は全部で3つあるよ!今の状況で選べる方法を確認していこう!

この記事を書いた人

1級FPライター

イシダ

プロフィール

FP全級を独学で一発合格(1級はきんざい学科→協会実技)/相続とタックスが得意/元・会計事務所/ Lancers金融ライタースペシャリスト認定

失効したAFPを復活する3つの再認定方法を比較

再認定の方法は、一般会員になってから2年以内の方であれば、次の3つの方法から1つを選べます。

再認定を受ける3つの方法

1. 継続教育単位を取得する

2. 2級FP技能検定を受検し、合格する

3. AFP認定研修を受講し、修了する

2と3はすでに合格・修了しているFP2級やAFP認定研修を、再認定のために再受検・再受講するものです。この2つは、AFP登録期限を過ぎてしまった場合に、登録権を復活させる方法と変わりません。

言い換えると、1の「継続教育単位の取得」のみが、失効して間もない人を再認定するために設けられた特別な措置となります。

再認定方法対象者2級・1級
合格なし
一般会員
(2年超)
条件費用の目安再認定手続き
継続教育単位一般会員
(2年以内)
選択
できる
下記の継続教育単位を取得
・1年以内:22.5単位以上
・1年超2年以内:30単位以上
いずれも「FP実務と倫理」を含む3課目以上
方法による
(安価な講座なら約3,000円~)
Myページから取得単位を申請
(自動記録される単位は申請不要)
2級FP技能検定の合格一般会員
(年数制限なし)
選択
できる
選択
できる
・2級に合格(1級または2級合格歴があれば実技のみ合格で可)受検料11,700円
(実技のみなら6,000円)
原則、手続き不要で再認定
(例外あり)
AFP認定研修の修了・一般会員(年数制限なし)
・1級または2級合格歴あり
選択
できる
・AFP認定研修(技能士課程)を修了講座による
(約9,000円~)
原則、手続き不要で再認定
(例外あり)

失効から2年以内なら、単位の取得だけで戻れる特別ルートがあるんだね

なお、AFP認定研修の受講については、FP1級または2級の合格者のみが選択できる方法です。

どちらも取得せずにAFPに登録できる方は限られますが、1級と2級のいずれにも合格していない方の再認定については、記事の後半で解説します。

AFPの再認定方法の選び方

費用を抑えるなら継続教育

なるべく費用をかけたくない場合は、継続教育単位を取得する方法がおすすめです。

AFPを失効し、一般会員となった日から2年以内であれば選択できます。

単位の取得方法は、AFP更新に必要な継続教育単位と同じです。

たとえば、Myページから受けられる「継続教育テスト」は1回990円で3単位取得できます。

再認定に必要な単位数は多いため、まとめて20~30単位を安価に取得するなら、継続教育研修として協会に認定されている講座パックがおすすめです。

「FP実務と倫理を含む3課目以上」の要件も満たせるよう設計されており、オンラインですぐに受講できます。

継続教育単位の講座は、1時間で1単位になるよう設計されています。

そのため、単位数がおおむねの受講時間の目安にもなります。

上記の継続教育パックには日本FP協会の「承認番号」が付与されています。

講座の修了後、Myページからこの番号を申請して継続教育単位に計上します。

「最新の知識」へ挑戦できる2級の再受検

FP2級に合格することでも、AFPの再認定を受けられます。

一般会員となってから2年を超えている方でも選択できる方法です。

1級または2級FP技能士を持っていれば学科試験の免除申請ができるため、実際には実技試験の合格のみで要件を満たせます。

学科からやり直さなくていいってこと?

1級か2級を持っていれば、学科は免除申請できるよ

学科免除は、実技の受検申し込みの時に合格番号を入力して申請します!

経験したことのある試験なので、心理的なハードルは初めての受検よりは低いと思います。当時とは試験の法令基準日が異なりますので、最新の問題での力試しにもなるでしょう。

また、2級の実技は日本FP協会の試験(1種類)ときんざいの試験(4種類)の計5種類を選択できますので、前に選択しなかったものに挑戦することもできます。

「提案書課題」に再びチャレンジしたいなら認定研修

1級または2級FP技能士を持っている方なら、AFP認定研修の「技能士課程」を修了して再認定を受けることもできます。

AFPの技能士課程は、主に「提案書課題の提出」で構成されています。

ご存知のとおり、提案したライフプランの改善策を採点してもらえる課題であり、技能検定だけでは経験できない実践的な内容です。

そのため、FPとしての提案力を養うチャンスとなります。この機会にもう一度チャレンジしたい方にはおすすめです。

この記事の筆者が受講した技能士課程の講座は、採点期間が早く10日ほどで修了できました。こちらの記事でレビューしています。

AFP再認定までの流れ

いずれか1つの方法で再認定要件を満たすと、日本FP協会側で再認定の手続きが進められます。

え、条件を満たしたら勝手に手続きが進むの?

基本的にはそうです

特にこちらは損をしません

自動で再認定が開始されることに違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。

これは、AFP資格を失効しても一般会員であるからだと思います。

一般会員である限り、AFPと同額の年会費を支払っています。

そのため、一般会員からAFPへの再認定は、特に確認なく進めても不都合はないと考えられます。

ただし、自ら再認定の手続きを申請しなければならないケースもあります。

以下、方法ごとの再認定の流れを説明します。

継続教育単位の取得で再認定を受ける流れ

Myページの「取得単位の記録と確認/更新手続」から取得した単位を申請すると、再認定手続きが開始されます。

FP協会主催の継続教育テストなどは、自動で記録されるため申請は不要です。

さきほど、単位をまとめて取得できるとして紹介した継続教育パックは、日本FP協会の承認を受けた「継続教育研修」に該当します。

Myページで、講座の「承認番号」を申請すれば、単位として認められます。

FP2級の合格で再認定を受ける流れ

再合格したあと、手続きなしで再認定が行われるのは、合格したのが「日本FP協会の2級技能検定」であり、かつ、「AFP認定研修修了者」の受検資格で出願した場合(前のAFP登録時に申請した受講者番号を使用した場合)のみです。

それ以外の以下の場合は、Myページ内の「AFP資格の再認定手続き」から手続きが必要になります。書面での手続きも可能です。

再認定手続きが必要になるケース

・金融財政事情研究会(きんざい)で合格した場合

・2級の受検資格のうち、「3級FP技能士」や「2年以上の実務経験者」で出願した場合

・「AFP認定研修の修了者」で出願したものの、AFP認定研修を過去に複数回受講しており、前にAFP登録で使用したものとは異なる受講者番号で出願した場合

AFP認定研修で再認定を受ける流れ

AFP認定研修(技能士課程)の修了後、手続きなしで再認定が行われます。

ただし、日本FP協会によれば、この方法だと再認定までに最大2か月ほどかかるとしています。

また、技能士課程以外でAFP認定研修を修了した場合も、再認定手続きが必要となります。

1級・2級FP技能士を持っていない場合

税理士課程や指定大学院で所定の課程を修了した方は、FP1級や2級に合格しなくてもAFP認定者になることができます。こうしたケースでAFPの再認定を受ける場合、「AFP認定研修(技能士課程)の修了」による方法は選べません

1級と2級のどちらかを持ってないと、3つ全部からは選べないの?

選べないよ

2年以内なら「継続教育」か「2級」、2年を超えたら「2級」だけになるんだ

そのため、方法は2つになります。

再認定方法対象者内容費用の目安再認定手続き
継続教育単位一般会員
(2年以内)
下記の継続教育単位を取得
・1年以内:22.5単位以上
・1年超2年以内:30単位以上
いずれも「FP実務と倫理」を含む3課目以上
方法による
(約3,000円ほどの講座あり)
Myページから取得単位を申請
(自動記録される単位は申請不要)
2級FP技能検定の合格一般会員
(年数制限なし)
・2級に合格
(学科と実技の両方に合格)
11,700円原則、手続き不要で再認定
(例外あり)

日本FP協会を退会している場合

ここまでは、AFP資格を失効し、日本FP協会の「一般会員」になった方がAFPの再認定を受ける方法でした。

ここからは協会を退会し、一般会員ではなくなっている方がAFPの再認定を受ける方法です。

このケースでは、「FP2級の合格」か「AFP認定研修(技能士課程)の修了」のいずれかが必要になります。

継続教育単位の取得による再認定は受けられません

退会後に再認定を受ける方法

・2級FP技能検定を受検し、合格する(1級または2級合格者なら実技のみで可)

・AFP認定研修を受講し、修了する(1級または2級合格者のみ)

再認定の要件を満たした後は、初めての登録と同じく、AFP資格登録手続きを行います。入会金10,000円と年会費12,000円も支払います。

会費未納による退会などでは再入会条件が変わる場合もあります。

日本FP協会|年会費未納で退会になりましたが、再入会できますか?↗(外部サイト)

ちなみに、これはAFPの登録期限を過ぎた場合の対応と同じです

AFPには登録期限があります。この期限を過ぎると「2級合格」か「AFP認定研修の修了」のどちらかを取り直すことで、再び登録が可能となります。退会後のAFPの再登録は、これと同じ手続きです。

まとめ|AFPが失効したら自分に合う再認定方法を選ぶ

AFP資格を失効して一般会員へ移行しても、再認定要件を満たせばAFP資格を復活させられます

選べる方法は状況で変わります。

どれが自分にとって負担が少ないかで選ぶとよいでしょう。