AFPを更新しないとどうなる? CFP・FP1級への影響や何が変わるのかを解説

AFPを更新しないとどうなる?CFP・FP1級への影響や、なくなるもの・残るもの・不備解消期間を解説

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AFPの更新時期が近づいてるってFP協会からのお知らせがあったよ

でもこれ、更新する必要があるのかな?

更新しなかったら、実際どうなるんだろう

更新しないと何ができなくなって何がそのままなのかが気になるよね!

AFP資格は更新しなければ、最終的には資格が失効します

ただし、AFP資格を失っても、日本FP協会から自動的に退会するわけではありません。

一般会員としての地位は残るため、年会費12,000円の支払いはそのまま続きます。

その一方で、CFP資格審査試験の課目合格歴はすべて失効します。これはAFPの再認定を受けても復活しません。

課目合格歴がリセットされるのはきつい…

AFPって何もしなければ失効するんだけど、何の悪影響があるか知っておかないと結構まずいんだ

失効したあと、何ができなくなって何が残るのか、しっかり解説していくよ!

この記事を書いた人

1級FPライター

イシダ

プロフィール

FP全級を独学で一発合格(1級はきんざい学科→協会実技)/相続とタックスが得意/元・会計事務所/ Lancers金融ライタースペシャリスト認定

AFPを更新しないと失効するもの・できなくなること

AFPを更新しなかった場合の変化をまとめると、以下のようになります。

項目AFPを更新しなかった場合
AFP資格失効する・名乗れなくなる
AFP名称・マーク使用できなくなる
CFP資格審査試験の課目合格者失効する
CFP全6課目合格による1級学科免除
(CFP未認定者)
CFP全6課目合格の受験資格では、1級実技を申し込めなくなる
取得済みの〇級FP技能士引き続き名乗れる
日本FP協会の会員資格一般会員として残る
年会費年12,000円が引き続き必要
FPジャーナルなど一般会員向けサービスは利用できる

AFPを更新しないと最終的に「一般会員」へ移行する

AFPの更新は2年おきになります。

ただし、更新期限を過ぎた時点ですぐにAFP資格が失効するわけではありません。

日本FP協会では、通常の更新期限から2か月後までを「不備解消期間」としています。

この最終期限までに資格更新手続きが完了しなかった場合にAFP資格が失効し、日本FP協会の一般会員へ移行します。

AFP認定の際に入会手続きを終えているので、それまでの資格認定会員から、ベーシックな一般会員に移るイメージです

日本FP協会の一般会員と資格認定会員の関係

AFPを更新しない→日本FP協会を退会するわけではないんだね

AFPを名乗れずAFPマークも使えなくなる

AFP資格を失効すると、AFP認定者ではなくなります。

そのため、AFPを名乗ったり、AFPマークを使用したりすることはできません

仕事や名刺、プロフィールなどでAFP資格を使っている方は、表示の見直しが必要になります

CFP課目合格歴を失う

CFP資格審査試験の課目合格歴は、AFPから一般会員へ移行すると失効します。

あとからAFPに戻っても、CFPの課目合格歴は戻らないの…?

ざんねんながら戻りません…

一度失効した課目合格歴は、AFPに再認定されても復活しないのです

AFP失効時の状態によって整理すると、次のようになります。

AFP失効時の状態AFP失効による影響
CFP1~5課目合格・合格した課目はすべて失効
CFP6課目合格(CFP未認定)・6課目すべての合格歴が失効
・CFP6課目合格による1級実技の受検資格はなくなる
その後AFPを再認定失効した課目合格歴は復活しない
CFP6課目合格による1級実技の受検資格も復活しない

AFPを更新しなくても変わらないもの

一方、AFPを更新しなくても、FPに関係する資格や会員へのサービスがなくなるわけではありません。

取得済みの「FP技能士」は引き続き名乗れる

AFPは、日本FP協会の認定資格です。

これに対し、FP技能士は国の技能検定であり、別制度の資格となります。

そのため、AFPを更新せずに失効させても、取得済みのFP技能士には影響はありません。引き続き「〇級FP技能士」を名乗ることができます

FP技能士に資格更新の制度はなく、恒久的に名乗ることができます。

FPジャーナル等も利用できる

AFPを更新できなかった場合、日本FP協会から退会するのではなく、資格認定会員から一般会員へ移行します。

一般会員にはAFP資格はありませんが、日本FP協会の個人会員であることに変わりはありません。

そのため、以下の会員向け情報・サービスは引き続き利用できます。

一般会員でも受けられるサービス

・FPジャーナル、FP Journal Onlineの利用

・Myページの利用

年会費の支払い義務も継続する

AFPを更新しなくても、日本FP協会の会員であることに変わりはありません。

そのため、年会費の支払いも続きます

「AFPを更新しなければ、年会費も払わなくてよくなる」わけではないのです!

会費の支払いをやめたい場合は、日本FP協会の退会手続きが別途必要になります。

退会によるデメリットはある?

退会した場合も「再認定」の手続きによってAFP資格に復活できます。

ただし、一般会員から復活する場合に選択できる「継続教育単位の取得による再認定」は選べません。

「2級の再受検(1級または2級合格者なら実技のみ)」か、「AFP認定研修の再受講」による再認定が必要となります。

AFPの更新期限を過ぎても2か月間は延長される

日本FP協会では、継続教育期間の終了日(本来の更新期限)の2か月後までを「不備解消期間」とし、この期間内まではAFPの更新手続きを認めています。

この「不備解消期間」は、更新期限を過ぎれば自動的に適用されます。

公式サイトでは「不備解消期間」について「書類の未着や更新要件の不備、長期の病気などを考慮して設けられた期間」と説明されていますが、遅れた理由などを申請する必要はありません。

つまり、この2か月の間に不足している継続教育単位を新たに取得してAFP資格を更新することができるのです。

「もうすぐ更新期限だから間に合わない」と、ここであきらめる必要はありません

ただし、日本FP協会では、この期限をオーバーした場合の延長はないと、強めに注意喚起しています。

申請した単位に不備があると、いよいよ更新期限に間に合わなくなるかもしれません。

「何ができなくなるか」「何が失われるのか」で判断を

AFPを更新しないこと自体が、すべての人にとって不利とは限りません。

更新を迷っているなら、「何ができなくなるか」「何が失われるのか」で判断したらよさそうだね

「更新しなかった場合に何を失われるのか」「何ができなくなるのか」を確認した上で、納得できればやめることも一つの選択です。

一方、CFPの課目合格がリセットされることは取り返しがつかない要素ですので、課目合格者は慎重に判断すべきといえます。

また、AFPを更新しなくても年会費12,000円の支払いはなくならないため、会費の支払いをやめたい場合は、退会手続きを検討する必要があります。

更新するならコスパよく単位をとりたいな

無駄な単位をとらないでいいよう、必要な課目や上限を確認しておきましょう!