AFP認定研修(基本課程)おすすめ講座|2級対策で後悔しない選び方を解説

AFP認定研修の基本課程のおすすめとFP2級対策の選び方を解説する記事

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FP2級を目指す場合、「まず3級から合格しなければならない」と考える方もいるかもしれません。しかし、3級に合格していなくても、AFP認定研修の「基本課程」を修了すれば2級の受検資格を得られます。

さらに2級に合格すればAFP認定者になるための登録申請ができ、その後はCFP資格審査試験を受験できるようになります。CFPの全6課目に合格すれば、FP1級学科も免除されます。

つまり基本課程は、単に「3級を飛ばして2級を受けるための研修」ではありません。2級とAFPの両方を目指し、その先のCFPや1級まで考えている方に価値のあるルートです。

そして、基本課程にはもう一つ大きな特徴があります。研修そのものに、FP2級に合格するための講座が組み込まれていることです。

基本課程のなかには、教材が交付されるだけのものもあれば、動画講義や問題演習、弱点分析、質問サービスなど、資格スクールの通信講座に近い環境で2級対策ができるものもあります。

そのため、基本課程を選ぶときは受講料だけでなく、「FP2級対策としてどこまで使えるか」を見ることが大切です。

うまく活用すれば、手頃な価格でFP2級の試験対策をしながら、同時にAFP登録に必要な要件も満たせるのです。

この記事を書いた人

1級FPライター

イシダ

プロフィール

FP全級を独学で一発合格(1級はきんざい学科→協会実技)/相続とタックスが得意/元・会計事務所/ Lancers金融ライタースペシャリスト認定

AFP認定研修の基本課程とは

AFP認定研修とは、日本FP協会の認定を受けた団体が実施する研修です。

この研修には、基本課程・技能士課程・税理士課程の3コースがあります。

コース対象者実施団体数受講料研修内容修了期間の目安
基本課程誰でも受講可14団体2万円台~21万円台FP講義+提案書課題1~5か月程度
技能士課程1級・2級FP技能検定合格者9団体8,000円台~2万円台提案書課題1か月程度
税理士課程税理士・公認会計士6団体4万円台~7万円台FPの講義(税務2科目免除)+提案書課題1~3か月程度

(※)2026年8月時点、日本FP協会の検索システムより集計。

技能士課程のおすすめはこちらで紹介しています。

基本課程の対象者

技能士課程を受講できるのは、1級または2級FP技能検定の合格者であり、税理士課程は税理士または公認会計士に限られます。

一方、基本課程だけは誰でも受講できます

FP3級を受検していない方でもよく、研修を修了すればFP2級の受検資格も得られます。

基本課程の価格相場

基本課程は、技能士課程に比べて受講料が高めに設定されています。

その理由は、技能士課程がAFP登録に必要な課題のみに取り組む研修であるのに対し、基本課程にはFP2級の試験対策が含まれるためです。

とはいえ、比較的安価に受講できるeラーニング系の資格スクールの講座などもあり、最低価格は2万円台からとなります。

基本課程ならではのメリット

基本課程ならではのメリットは、研修中にFP2級の試験対策ができることです。

通常FP2級の学習方法といえば、市販テキストで独学するか、資格スクールのFP2級講座を申し込む方法などが思い浮かびます。

一方、AFP認定研修の基本課程なら、FP2級の試験対策とAFP登録に必要な研修がセットになっており、研修を修了すればFP2級の受検資格も得られます。

見方を変えると、技能士課程の2倍以上の受講料がかかる基本課程において、その差額はFP2級対策の対価ともいえます。

このことから、たとえば「2級用の教材を交付するだけ」など市販テキストの購入とあまり変わらない講座を選ぶと割高になってしまうため、2級対策の中身で選ぶことが大切になります。

また、3級を受けずに2級を目指す方や、久しぶりにFPの勉強を再開する方は、3級レベルの基礎から学べる講座を選ぶと安心です。

おすすめのAFP認定研修(基本課程)

AFP認定研修でおすすめなのが、eラーニング系の「アーティスソリューションズ」の基本課程です。

私はこの資格スクールの技能士課程でAFP認定研修を修了しましたが、安価ながら教材はしっかりしていて、最後まで迷わず進めることができました

おすすめ理由①:修了までの期間がわかりやすい

基本課程の修了には、最短で1か月かかります。

それより早く課題に合格しても、修了証明書が発行されるのは受講開始から1か月を経過してからです。

それなら頑張れば1か月で終われるか」というと、実ははっきりしません。

というのも、基本課程の多くは修了までの目安が示されていなかったり、「1か月~5か月」など長めに設定されていたりして「頑張ればどのくらいで修了できるのか」が見えません。

さらに、こちらが早めに課題を提出しても、採点や合否判定にどのくらいかかるのかがわからなければ修了時期を逆算するのは難しくなります。

たとえば、修了証明が1か月で欲しくて研修を半月で終えたとしても、実は採点に3週間かかるなら間に合いません。

アーティスさんの場合、「平均的な修了までの期間は1~2か月」としながら「最短なら1か月で修了」とも示しています。

さらに、その見通しを立てるうえで重要な課題の採点期間についても、提出順に採点し、最長で10営業日と明記されています。

採点にかかる日数が示されていることにより、「講義や提出課題を3週間ほどで済ませれば最短で修了できる」という見通しが立てられるのです。

急いでいる人にはありがたい……!

ちなみに私が受けた技能士課程にも「早い方は10日間程度で修了できます」とあり、実際に私は10日で修了証明をもらえました。

あくまで私の場合ですが、課題の採点期間は4日でした!

なるべく早めに研修を終えたい方には、特におすすめしたい講座です。

おすすめ理由②:価格が安い

もう一つの理由は、受講料の安さです。

2026年9月時点で、基本課程を受講料の安い順に並べると、次のようになります。

基本課程受講料(税込)
みずほインベスター・リレーションズ22,000円
アーティスソリューションズ講義動画なし:24,750円
講義動画あり:26,400円
FPK研修センター44,000円
近代セールス社49,500円
フォーサイト57,800円

一見すると「最安の22,000円がよいのでは?」と思うのですが、ここで確認しておきたいのが料金に含まれる2級対策の中身です。

アーティスさんの講義動画付き(26,400円)には、次の内容が含まれています。

【アーティス】2級対策

・講義動画(約90本、1本約15分程度)

・2級・3級FP技能士資格対策学習テキスト(上下巻2冊。WEB版に加えて冊子も届く)

・理解度チェックテスト(学科:約480問、実技:3種に対応でそれぞれ約50~70問)

・習熟レベルチェックテスト(本試験と同じ問題数・制限時間)

・模擬試験

・模擬試験分析(分野別・テーマ別に正答率を分析)

・過去問対策(学科・実技とも直近5回分、オリジナル解説付き)

・質問サービス(メール・回数制限なし)

【アーティス】AFP認定研修

・確認テスト(6分野×20問)

・提案書課題

・課題作成のサポート動画

テキストや講義動画でインプットし、理解度チェックテストや模擬試験で弱点を把握しながら、過去問対策で得点力を高めていける仕組みになっています。

また、テキストは「2級・3級」対策となり、未受検者や3級合格から久しぶりにFPの勉強を再開される方にとって安心感があります。

一方、最安の講座(22,000円)は、公式サイトの説明によると、2級対策としてテキストと問題集が郵送されます。

電話やメールによる質問にも対応していますが、回数は10回まで(20回までとする資料もあり)。
しかし、2級対策の動画講義や、提案書作成をサポートする動画は確認できませんでした。

公開されている情報だけでは判断が難しいところですが、「教材があれば自分で勉強を進められるので、なるべく安価に研修を受けたい」という方に向いていると思います。

ただし、そうした方の場合、市販テキストで2級に合格してからAFP認定研修を「技能士課程」で受講する方法とも比較したいところです。

講義、テキスト、問題演習、テーマ別の正答率分析、不明点の質問といった、資格スクールならではの学習環境が一通りそろっている講座のなかで、私がおすすめするのはアーティスさんの講座です。

講義などの学習環境が得られる市販教材も比較しよう

基本課程でFP2級を学ぶか、市販テキストで独学するか迷っている方は、市販テキストのうち、資格スクールに近い環境で学べるシリーズとも比較してみるのがおすすめです。

市販テキストで2級に合格できれば、その後のAFP認定研修では、基本課程ではなく技能士課程を選べるため、受講料を抑えやすくなります。

たとえば、3級から市販教材で進む場合のおおまかな費用は次のとおりです。

3級教材2級教材技能士課程合計
約3,500円約4,500円約9,000円約17,000円

市販教材の価格は教科書と問題集を合わせた相場額、技能士課程は最安クラスの講座を想定しています。

最近の市販テキストのなかには、購入者特典として、テキストや問題集に連動した動画講義や問題集アプリなどを利用できるシリーズがあります。

その一つが、LECの「合格のトリセツ」です。

3級・2級▷▷FP3級FP2級・AFP
画像

価格合計:3,520円
(テキスト・問題集)
合計:4,400円
(テキスト・問題集)
購入者特典・テキスト講義25回
・問題集解説16回
・問題集アプリ
・テキスト講義25回
・問題集解説16回
・問題集アプリ
商品ページ Amazon
楽天
Yahoo
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このシリーズには、テキストに連動した講義動画と問題集をアプリでも使える購入者特典があります。

さすがに学習管理の機能や質問サービスまではありませんが「講義を見ながら勉強できれば十分」「質問までは必要ない」と考える方は、基本課程の前に検討しておきたいシリーズです。

講義動画と連動した市販教材のシリーズは他にもあります。

こちらの記事で、シリーズごとの購入者特典をまとめていますので、教材選びの参考にしてみてください。

まとめ 基本課程は「2級対策」の中身で選ぶ

FP2級を目指すとき「まず3級から」と考えていた方にとって、基本課程は3級を飛ばして2級へ進めるうえに、2級対策とAFP登録の研修まで一緒に進められるルートです。

個人的には、基本課程を選ぶ一番の理由は「3級を飛ばせること」よりも、2級対策に講義・問題演習・質問などの学習環境を求めるかどうかだと思います。

この学習環境が必要なら、受講料だけでなく2級対策の中身で比較して基本課程を選ぶ価値があります。

基本課程の受講料は市販テキストよりも高く、2級対策の中身が市販テキストで出来ることと変わらなければ割高となるため、それはおすすめできません。

もしこの記事で「教材があれば自分で勉強できそう」「質問サービスまでは必要ない」と感じたなら、無理に基本課程を選ぶ必要はありません

市販教材で2級に合格し、その後に受講料の安い技能士課程でAFP認定研修を修了する方法もあります。