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FP1級では電卓を持ち込めますが、「どんな電卓を選べばいいの?」と迷う方もいると思います。
この記事では、FP技能検定で使える電卓のルールと、おすすめの電卓を紹介します。

1級FPライター
イシダ
FP全級を独学で一発合格(1級はきんざい学科→協会実技)/相続とタックスが得意/元・会計事務所/ Lancers金融ライタースペシャリスト認定
1級の学科と実技は電卓の持ち込みができる
FP技能検定の3級・2級のCBT形式では、画面上の電卓を使用するため電卓を用意する必要はなく、持参しても試験中は使えません。
しかし、1級の学科と実技では電卓を持ち込むことができます。
| 3級・2級(学科・実技) | 1級学科 | 1級実技 | |
|---|---|---|---|
| 試験機関 | きんざいとFP協会 | きんざいのみ | きんざいとFP協会 |
| 試験形式 | CBT形式 | 筆記形式 | ・きんざい:面接 ・FP協会:筆記 |
| 電卓持ち込み | 不可 (画面上の計算機使用) | 可 | ・きんざい:可 ・FP協会:可 |
特に1級学科とFP協会の実技(筆記形式)では計算問題が出題されるため、必ず持ち込むようにしましょう。
きんざいの実技(面接形式)でも、出題される問題によって使用することがあります。
FP技能検定で使用できる電卓・できない電卓
使用できない電卓があるので注意
試験要綱によれば、関数計算機能(Σ(シグマ)、log等)、複利計算・ローン計算機能のある電卓は不可とされています。
このことから、関数電卓や金融電卓と呼ばれる電卓は避けなければなりません。
一方で、通常の演算機能のあるもの、消費税の税込・税抜があるもの、√(ルート)のあるものなどは大丈夫です。
このことから、実務用や簿記用などに分類される電卓を選ぶと安心です。
電卓のおすすめの選び方
とはいえ、実務や簿記に使える電卓は無数に存在します。

私は細かい機能差を説明できるほど電卓に詳しくないのですが、実務や資格勉強で使うなら優先すべき機能は、「12桁であること」と「早打ち機能があること」の2つで間違いないと思います。
そうなるとカシオかシャープの3,000円~6,000円ほどの電卓が選択肢になってきます!
FPの実務や簿記などでの使用も考えるなら、以下の電卓がおすすめです。
| メーカー | カシオ | カシオ | シャープ | シャープ |
|---|---|---|---|---|
| 画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| おすすめ ポイント | ・12桁 ・早打ち ・画面傾斜 ・大型滑り止め付き | ・12桁 ・早打ち ・画面傾斜(調整可) ・お手ごろ価格 | ・12桁 ・早打ち ・画面傾斜 ・大型滑り止め付き | ・12桁 ・早打ち ・画面傾斜(調整可) ・大型滑り止め付き ・お手ごろ価格 |
| 早打ち スペック | ・3キーロールオーバー | ・2キーロールオーバー | ・2キーロールオーバー ・1秒に20回入力可 | ・2キーロールオーバー ・お手ごろ価格 |
| サイズ感 | 縦:17.5センチ 横:10.7センチ | 縦:17.9センチ 横:10.7センチ | 縦:18.1センチ 横:11.2センチ | 縦:18.6センチ 横:11.2センチ |
|
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【キーロールオーバーとは】
前のキーから指を離さずに打ったキーを認識する機能であり、早打ちに欠かせないものです。
2キーロールオーバーなら最大2つまでキーを認識します。(3なら最大3つまで認識)
私はかつて10桁の1,000円くらいの電卓を使っていましたが、日商簿記を受けに行ったとき、周りの受検生の電卓操作の早さにびっくりしました。
その後、会計事務所に入って「10桁はダメ」とのことで、12桁で早打ち機能のあるシャープの電卓を購入することに。
軽いタッチで数字が即表示され、しかもくっきりと見やすくなり感動しました。

それまでの「パチ、パチ…」がいつの間にか「タタタタタ」になりました!
おすすめには入れませんでしたが、私は資格スクールのあっせんで購入したシャープのEL-G37を使っています。

シャープのEL-G37は良いのですが、学校用シリーズみたいに扱われているのが気になっておすすめから外しています…
上記のEL-N942(デザインが似ている実務電卓)とは性能が変わらないため、こちらをおすすめしています!

カシオとシャープはどう違うの?
最大の違いはキーの配置です。
使い慣れてから途中でメーカーを変えるのは少し面倒だと思います。
私の周りはカシオ派が多めですが、どちらの電卓も使いやすいため、最初に手に取ったメーカーをそのまま使い続けているだけなのかもしれません。

カシオ派の方から「シャープは「C(クリア)」の位置が使いにくそう」と言われたことがありますが、全然そんなことはないです
「C」や「CA」の位置がカシオは左下、シャープは右上となります。
![]() | 右上の赤色のボタンが「C」になります。 おそらく右手打ちは薬指、左手打ちは人差し指で触れることに。 |
![]() | 左下の赤色のボタンが「CA」「C」になります。 おそらく右手打ちは親指、左手打ちは小指か薬指で触れることに。 |
ボタン配置は慣れればそれほど問題ないと思います。
ブラインドタッチをする場合、カシオのほうが「C」の位置をつかみやすそうに見えますが、シャープでも問題なく位置取りできます。

私はシャープの左打ちですが「C」を打つとき、無意識に親指で右下のボタンの右側のフチを頼りに位置取りをしています
まとめ
FP3級・2級はCBT形式のため、試験会場に電卓を持ち込む必要はありません。
一方、FP1級の学科や実技では電卓を使用できます。特に筆記試験では計算問題もあるため、12桁で早打ち機能のある電卓を1台用意しておくと安心です。
カシオとシャープではキー配置などに違いがありますが、どちらもFP試験で十分使えます。今後、簿記や実務でも使う予定があるなら、長く使うことを前提に選んでみてください。
FP1級は、学科と実技で試験形式や受検資格なども異なります。これから1級を受ける方は、試験の全体像もあわせて確認しておくと対策を進めやすくなります。






