税務署において、ID・パスワード方式の申し込みをやってみました。
この記事ではID・パスワード方式を利用するまでの手順と、税務署の対面確認にかかる時間を解説します。
ID・パスワード方式を利用するための手順
ID・パスワード方式を利用するには、税務署に出向き、職員の対面確認を受ける必要があります。
対面確認を一度受けてIDとパスワードの交付を受ければ、その後はID・パスワード方式で確定申告ができるようになります。
以下、対面確認を受ける手順を解説します。
最寄りの税務署の開庁時間に、運転免許証などの本人確認書類を持参します。
そして窓口で職員さんに「ID・パスワード方式の利用をはじめたい」旨を申し込みます。
確定申告書を提出する税務署でなくても問題ありません。また、一年中、受け付けていますので確定申告期でない時期でも手続きをしてもらえます。
税務署の職員による対面確認を受けます。
筆者がID・パスワード方式の申し込みをしたときは、混んでいなかったためか受付窓口の職員さんがそのまま対応してくれました。
別室に案内してくれ、その部屋にあるパソコンに向かって職員さんが、筆者の身分証(筆者の場合、運転免許証)の内容を入力しているようでした。
入力後、その場でプリンタから印刷した、「ID・パスワード方式の届出完了通知」という書類の交付を受けます。下記の画像のような用紙です。

(画像出典)国税庁確定申告書等作成コーナー:ID・パスワード方式の届出完了通知とは
この書類の中央あたりに16桁の利用者識別番号と暗証番号が記載されています。
16桁の利用者識別番号が「ID」であり、暗証番号が「パスワード」になります。
「ID・パスワード方式の届出完了通知」の交付を受ければ、税務署での手続きは完了です。
税務署からもらった「ID・パスワード方式の届出完了通知」は、確定申告の時まで大切に保管しましょう。
対面確認の所要時間は20分~30分
税務署における対面確認の所要時間は、20分~30分ほどと考えてよいでしょう。
筆者の場合は混んでいなかったので、税務署に入ってから出るまでが20分ほどで済みました。
確定申告期ではない時期に行っておいたのが良かったのかもしれません。
窓口に人が混んでいたり、入力に使用するパソコンが他の人で埋まっていたりすれば、もう少し時間がかかったと思います。
ID・パスワード方式で確定申告をする手順
ID・パスワード方式は、国税庁の確定申告書等作成コーナーでのみ使えます。
利用する手順は下記のとおりです。
税務署から交付された「ID・パスワード方式の届出完了通知」を手元に準備します。
国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセスします。
パソコンからでもスマホからでもOKです。
提出方法を選択します。下記の画面がでてきたら「ID・パスワード方式でe-Tax」を選択します。

(画像出典)国税庁:「国税庁確定申告書作成コーナー」のパソコン入力画面より(オレンジ色の枠や画面外の文字等は筆者によるもの)
操作画面で利用者識別番号と暗証番号の入力を求められたら、税務署からもらった「ID・パスワード方式の届出完了通知」を見ながら入力します。下記の図を参考にしてください。

(画像出典)国税庁:「国税庁確定申告書作成コーナー」のパソコン入力画面より(オレンジ色の枠等は筆者によるもの)
引き続き、確定申告書の入力を行います。
入力を終えたら画面指示にしたがってe-Taxで確定申告を送信します。操作画面の最後まで進めば送信することができます。
入力時は、途中で画面を消してしまわないよう注意しましょう。
途中でやめるときは、画面下部にある「ここまでの入力内容を保存する」「入力データを一時保存する」などのボタンを押して保存し、次は「保存データを利用して作成」からスタートします。
ID・パスワード方式の申し込みは早めが吉
ID・パスワード方式を利用したい場合は、税務署の開庁時間内に窓口に行って、職員の対面確認を受ける必要があります。
通常は20分~30分ほどの所要時間がかかると見込んでおけば大丈夫でしょう。
ID・パスワード方式の受付は一年中しているため、確定申告の時期(2月~3月中旬)を避け、それ以外の早めの時期に行っておくとスムーズに手続きができると思います。